バイク遍歴 その8(Sport 1000 S)

夕張時代の同僚がライダースマガジンを定期購読していてよく見せてもらっていました。ライダースマガジンとかは写真もきれいで、外車もかっこいいなぁとか思ってました。外車の販売店もポツポツ札幌にもできてきた頃の話です。そんな店もちょいちょい覗いてみたりしていました。手稲にドゥカティの店とかトライアンフを扱っていたサイクロンさんとかあってカッコ良いなって思って見てました。丁度ドゥカティのモンスターが出た頃です。レッドバロンで上野さん(もと二輪館の専務です)との雑談の中で外車について聞くと、昔はトライアンフの3気筒に憧れとかあったけど今じゃ日本車が一番だよって。MVアグスタなんて酷いから輸入したやつ車検だか排ガスだか通らないから、数台のうちの通る1台を選んで持っていって、ごまかしてやったそうです。確かに性能と信頼性は日本車が一番だと思います。
 何年かたって、家も建てて念願の車庫も手に入れたのは良いけれど、通勤時間が長くなり仕事も忙しい年代になったということもあって、バイクに乗る頻度は著しく落ちていました。ついには乗ろうと思った時にはバッテリーが上がってました。何だかんだでバッテリーをだめにして交換、なんてしてました。そんな頃、36号線を車で走ったときにドカティの正規代理店「DUCATI 札幌」を見つけたのです。しばらくは通り過ぎるだけだったのですが、ある日ちょっと覗いてみようかと思いました。するとどうでしょう数年前にライダースマガジンで見たネオレトロのsportとかGTとかが並んで居るではありませんか!?もうガンガンバイクに乗るわけでもないし、バイクを磨いて楽しむのも良いんじゃないかと考えました。Z-1000の下取りも思いのほか高く取ってくれるというので決めちゃいました。Ducati sport 1000s 真っ赤なドゥカティです。

納車の前に箱から出すところに立ち会いました。